2016年05月13日
イカメタル専用ロッド『メジャークラフト エヌワン(NSE-B662NS/ST)』のレビュー・感想を述べてみる!
タイラバロッドでも十分代用が可能な『イカメタルゲーム』ですが、繊細なアタリを取りたい!誰よりも釣果を出したい!という気持ちが強すぎて、イカメタル専用ロッド
メジャークラフト エヌワン(NSE-B662NS/ST)
↑を購入したので、レビュー・感想を述べてみたいと思います。
まず、メジャークラフトのイカメタル専用ロッド(ベイト)は
『KGワン』シリーズ
(KGE-B66NS/st ・ KGE-B70NS/st ・ KGE-B702NS/st)
『N-ONE』シリーズ
(NSE-B662NS/ST ・ NSE-B702NS/ST)
と大きく分けて2種類あると思いますが、この2種類の違いは現行モデルが『N-ONE』シリーズ、旧モデルが『KGワン』シリーズだそうで、KGワンの在庫が無くなり次第、全て『N-ONE』になるとのこと。(金額の違いは、材料費の違いだけだそうです。)
また、66と70、702という長さの違い。これは、非常に気になったので、メジャークラフトに電話して聞いてみた所、長いロッド(70.702)の方は向こう合わせ重視、短いロッドは合わせ重視とのことで、小さなアタリが出るヤリイカや剣先イカは短いロッドの方が有利ですよと教えて頂きました。
とりあえず長いロッドはタイラバロッドで代用出来るので、今回は短いロッド『NSE-B662NS/ST』を購入したわけですが、まずはロッドの細さに驚き!竿先はメチャクチャ細く、一瞬のミスでポキッと逝っちゃいそうな感じ。(注:ミスとは竿先に絡んだまま巻くなど…)
しかし、バッド部分は強く、強いアクションでも難なくこなせそうなパワーを持っていると感じました。
なお、これまでメジャークラフトのロッドは『トリプルクロス』から始まり、『ジャイアントキリング』や『パンドラ』などを経由してきましたが、今回もコストパフォーマンスはさすがと言った感じ。やはり新しい釣りジャンルに飛び込む際の1本として、メジャークラフトは最適なブランドと言っても過言ではありませんね。
また今回は、アクション後、ステイした時に竿先が『ピタッ』と止まるように…螺旋状のガイド“スパイラルガイド”仕様となっているのですが、この価格でスパイラルガイドを使うとは、これは…企業努力の賜物。さすがとしか言い様がありません。
ちなみに、MAX重量の『20号(75g)』を装着してみましたが、重量のほぼない軽いエギであれば、オバマリグ等でも問題ない感じですね。
一緒に購入したダイワ『ソルティストICS』との相性もバッチリ!
攻めの釣りで、釣果を叩きだしたい方、また、渋い時にこそ結果を出したい方は
メジャークラフト エヌワン(NSE-B662NS/ST)!
チェックしてみてはいかがでしょうか?
2015年12月17日
スタジオオーシャンマークのオーシャングリップ『OG2100 Newbie 一刀彫』を購入!感想・レビューを述べてみる!
お洒落フィッシンググリップの先駆け的存在であり、ぶら下げているだけで『コイツ!やるな!』と思わせる…究極のフィッシングアイテム『スタジオオーシャンマーク オーシャングリップ』を、このたび、無事にGETしましたので、今回は
オーシャングリップ OG2100 Newbie 一刀彫
を実際に使用した感想・レビューを述べてみたいと思います。なお、購入したのは3つの商品でして…
オーシャングリップ OG2100 Newbie 一刀彫(グリーン)と
スタジオオーシャンマーク カールコード『CC1350』。それと、
グリップホルダー『GH45AL』になります。
そもそも、一刀彫を購入するつもりはなかったのですが、安くならない事でお馴染みのスタジオオーシャンマーク商品が20%割引となっている事に驚いて、購入に至った今回の浪費。(笑)ちなみに、一度気になったら、とことん、レビューや感想を見て購入を検討する私ですが、とにかく情報が少なかったこの
■オーシャングリップ OG2100 Newbie 一刀彫
■スタジオオーシャンマーク カールコード CC1350
■グリップホルダー GH45AL
3商品。ですので、皆さんが、知りたいであろう…場所をネチネチと攻めてみますので、購入の際の参考にして頂ければ幸いです。
まずはコチラ!オーシャングリップと検索すると…必ず出てくる
『裏側がショボイ!』
という話。
コストを削っているので仕方はありませんが…エアガンのグリップのような黒い樹脂。
これはこれで全然アリだと思いますよ。
逆にオールアルミだったら、私は購入していないかもしれません。
また、
『グリップ部分が思った以上に開かない』
という話もありましたが、超特大サイズの魚じゃない限り、これだけ開けば十分のような気がします。
次に、『スタジオオーシャンマーク カールコード CC1350』ですが、これはコードの長さが135cmという事であり、CC750(75cm)というモデルも存在しています。しかし、店頭で拝見した所、CC750は、長さがギリギリといった感じで、腰に装着した場合、コードの余力がほとんどないといった感じでした。
更に、CC750はコードの収まる部分も短く、まるで玩具のように見えたので、CC1350の購入に至りました。(余談ですが、これはG(ゴールド)です。見た瞬間『シルバーじゃん!』と思いましたが、これが正真正銘ゴールドとのことなので、ピュアゴールドと色を合わせようと思っている人は、この微妙な色ズレ。覚悟したほうがいいかもしれません。)
あと、オーシャングリップに取り付ける場合は、2mmの六角レンチが必要です。100円ショップでも売っているので、お忘れなく!
最後は、最も情報が少なかった
グリップホルダー GH45AL
ですが、存在感は計り知れないものの、正直、6千円は高い気がします。
ただ、もう一度言いますが、存在感は抜群で
オーシャングリップと合体した時の迫力。これはオーシャンマークファンなら…たまらないに違いありません。
計算されたピッタリ感。素敵すぎます!(またまた余談ですが、GH35ALというモデルは、引っ掛ける部分のロゴが小さい仕様です。インパクトが欲しい方はGH45ALが絶対にオススメです。)
完全に道楽的なこのアイテム。
正直、今、使用しているフィッシングプライヤーでも十分、魚は掴めますが、これを使用すれば『コイツ、出来る!』感が確実に3倍は増しますので、興味を持っていた方はこの機会に、『オーシャングリップ OG2100 Newbie 一刀彫』、『スタジオオーシャンマーク カールコード CC1350』、『グリップホルダー GH45AL』の三点一気買い!チャレンジしてみてはいかがでしょうか?(笑)
2015年07月04日
ゼストの『1液ウレタンクリヤー ルアーメイキング用』を購入したので早速スロー系ジグをディッピングしてみた!
愛するジグを守る為のディッピング。皆さん…やっていますか?
鯛ラバを自作する私の場合、下手な塗装を上手くごまかしてくれるディッピングは、もはや欠かせない作業なのですが、スロー系ジグの場合、ロスト率が高いせいなのか、ディッピングをやっている人はあまりいませんでしたので、今回は、ジグ系のディッピングではわりと有名なウレタン
ゼスト(ZEST) 1液ウレタンクリヤー ルアーメイキング用
を使った感想&レビューを述べてみたいと思います。
まず、タイラバのディッピングと併用して使いたいと思っている人が気になっているであろう…入口の広さですが、感覚的には“60g位まで”のタイラバであれば併用可能だと思います。200mlなので、かなり細身だと想像していましたが、これなら、太めのルアーでも問題なくディッピングが出来ることでしょう。
なお、私の場合、ジグの強度をあげる為に、ディッピングをするわけですが、ルアーを1から作り上げるような人用に、詳しい説明書も入っていましたので、そのような方々も安心です。
さて、今回ディッピングしたのは、ダミキジャパンのバックドロップ130g&160g。そして、ディープライナーのスロースキップシリーズ(VB・VIB・Freq)100g・130g・150gでして、実際にドブ漬けした所、バックドロップの160g(全長15cm)が唯一、ジグ部分の上部1cmほどが浸かりませんでしたが、後は全てドブ漬けする事が出来ました。おそらく、12.5cm位までのジグであれば、1度で全体を浸ける事が出来ると思います。またジグの中には、ドブ漬けによって塗装が剥がれてしまうモノもあるようですが、さすがは有名所のジグ達!塗装の剥げも無く、無事、ディッピングは成功しました。
ちなみに、これは自作のディッピング箱でして、ダンボールの上部に棒を固定し、100均で購入した一番大きなクリップで吊るすという簡単な作業箱なのですが、これが思いのほか便利でして、垂れてくるウレタン液が、そのままダンボールへと落ち、どんなに汚れても捨てればOKなので、ディッピングを行うならこれは作るべきだと思います。
また、ディッピングの回数は、私の場合、上下×2回で合計4回。さすがにスロースキップのジグはコーティングが厚かったので、より安心感が生まれただけとなってしまいましたが、ダミキジャパンのバックドロップに関しては、ディッピングしてないと不安な感じの塗装だったので、バックドロップをメインジグとして考えている人は、ディッピングすべきかもしれません。乾燥時間に関しては、夏という事もあってか、24時間でほぼ乾いていました。一応、36時間ほど空けて作業を行っていましたが、それだけ空ければまず問題はないと思います。
タイラバの際にも常々思っていましたが、信じられない位地味な作業である『ディッピング』。しかし、するとしないとでは、強度も然ることながら、愛着が全然違ってきますので、興味がある方は是非参考にして頂けましたら幸いです。
2015年06月29日
スロージギングのオススメジグバック!ジークラックのジグロールバッグ2を購入したので感想・レビューを述べてみる!
突然ですが、私、スロージギングを始める事にしました。
思い起こせば5年ほど前。スロージギングブームに乗るチャンスはたしかにあったのですが、あの綱引きのような魚とのやり取りを見た時…
『なんか違うぞ…これは。』
と勝手に解釈。そして、私は鯛ラバ一本で勝負すると神に誓ったわけですが、ここ最近のスロージギングブーム。そして、ジギングで明らかになった想像以上の体力の無さを、スロージギングならカバーできると聞き、今更ながらですが、スロージギングを始めようと決断。ですので、おそらく『初心者の戯言的スロージギング記事』が今後並ぶと思いますが、その点はご了承、いや、温かい目で見守って頂けますと幸いです。
さて、早速ですが私!昨日初めて、スロージギングとやらを体験してきました。釣果は散々な結果でしたが、それでいいんです。むしろ、そうでなくてはなりません。難しいからこそ楽しいんです。ドM的感覚。これは釣りが上手くなるうえでは欠かせない要素だと思っています。どんな釣りだってそうです。『簡単じゃん!』とそう思えば、そこで終わり。伸びません。悔しいからこそ努力する。何度も挫折すれば、その度に経験値が増え、引き出しが増える。最高でしょ。この感覚。伸びていると実感できるあの感覚。これが釣りですよ。釣り。
あまりに悔しくて…思わず熱くなってしまいましたが…
初釣行の苦い思い出&言い訳はこれくらいにして、今回はスロージギングのもうひとつの楽しみである“ジグ集め”には欠かせない、ジグを収納するオススメのジグバック(ジグケース)の話をさせて下さい。通常のジギングの際に使っていたジグにはなんの思い入れもなかったのですが、シマシマ模様のジグにはなぜか異常なほど愛着が湧いている私。道具馬鹿というのもあるのでしょうけれど、こんなに可愛いジグを、普通のプラスチックケースに入れるような可哀想な事は出来ませんでした。ですので、GEECRACK(ジークラック)から発売している
ジグロールバッグ2 スロータイプ
を購入したのですが、これがとっても素敵なので、同じような『スロージグに愛着が湧いて仕方がない!』という人は是非、私の独断と偏見によるレビュー(感想)に、最後までお付き合い下さい。
さて、GEECRACK(ジークラック)と言えば、タク石黒氏がすぐさま思い浮かぶブラックバスのメーカー。正直、ジグバックを探すまで、海関連の道具を作っているとは知りませんでした。しかし、他社のジグバッグ、及び、ジグケースにはないポップなカラーのジグロールバッグ2(スロー)を見た時『ヤベー、これだわ!』と直感。なお、実際に見て購入するのが基本ですが、近くの店には置いてなかったので、素材や使用感などわからぬまま購入してみたのですが…
これ…めっちゃいいです!
1500円以下という事もあって、あまり期待していませんでしたが、安っぽさは0。お値段以上と言っても過言ではありません。また
見た目 ◎
素材感 ◎
取り出す時の忍者感 ◎
これ最高です。
無駄にベルトを外し、颯爽とジグを広げる行為。おそらくですが、30回は行いました。この感覚…クセになります。
中はこんな感じで8本収納。
ベルクロ部分を2箇所設置しているので、不意にジグが飛び出す事もありません。
ちなみにジグを入れたらこんな感じ。
ディープライナーのスロースキップ、左からVB(150g)、Freq(150g)、VIB(たしか150g)と入れていますが、超余裕で収納出来ます。
また、200g超えでも、蓋部分にかなり余裕があるので大丈夫でしょう。(一応、メーカー発表では長さ19cm×幅4cmまでは大丈夫とのこと)
こちらはダミキジャパンのバックドロップ。(左2本が160g、右は130g)また、カプリスも入っていますが、収納力はなんら問題ありません。
傷が付かないというメリットも然ることながら、わざわざジグを出すことなく、じゃぶじゃぶと洗えてしまうこのジグロールバッグ2(スロータイプ)。ジグが増えれば、自ずと全色揃えてしまうであろう素晴らしい逸品です。
可愛いスロー系ジグを、もっと大事に扱いたい方は是非、揃えてみてはいかがでしょうか?
2014年11月09日
トリックスターのパーフェクトランディングネットを購入した感想・レビューを述べてみる!
三ヶ月ほど前に購入した、ダイワのブラックレーベルプラス『661M/MLFB』に『T3 SV』をセッティングしたマイタックル。最近ではもっぱらこのマイタックルを使用し、ネコリグやダウンショット等のライトな釣りをしているのですが、40cm以上のバスがHITすると、魚とのやり取りよりも、ロッドが折れないか・・・抜き上げて大丈夫なのか・・・という心配が先走り、
『50cmアップきたら・・・終わる』
という、釣り冥利に尽きない悩みを抱えていました。もちろん、一応の打開策として、シーバス用のタモ網(60cm枠)を持って行ったこともあるのですが、あまりにデカすぎるタモ網は、周囲の人々に無駄な期待を抱かせるようで
『なっ、何が釣れるんですか!ここで!』
と幾度となく聞かれる始末。また、聞いてくる人がバスアングラーって事もあり、返答した直後に必ず『あっ、バスだったの』という顔をされるのが、かなり精神的にきていたので、遂にバス専用ネットを購入しました。ですので今回は、
トリックスターのパーフェクトランディングネットを購入した感想・レビューを述べてみる!
と題しまして、実際に使用した感想を述べてみたいと思います。
ジャクソン(Jackson) トリックスター パーフェクトランディングネット 360
●長さ:3.6m
●枠径:35cm
定価 12,000円(税込12,960円)→ナチュラム価格10,800円(税込11,664円)
なお、さすがにブラックバス専用ネットという事もあって、バスアングラーの求める事をしっかりと追求。
ネット部分は魚へのダメージを最小限に抑えるラバーコーティング仕様。形状もクシャとならないように、ある程度、形が保てるようになっています。また、他の方のレビューで目立ったデメリットとして、網目にトリプルフックが引っかかると大変とのことでしたが、たしかに網目の幅が狭いので、魚が大暴れすると大変かもしれません。でも、魚へのダメージを減らす為のラバーコーティングなのですから、ある程度、ブラックバスを落ち着かせてからすくう等、そこはコチラが対処すべき点だと思います。
ジョイント部分はこんな感じ。使ってくるうちにどうしても緩んでくるので、釣行前に必ずチェックした方がいいです!
タモ網と柄を固定する部分がコチラ。このハード系スポンジ?が不意の飛び出しを防いでくれるのですが、密着度があまりにバッチリすぎて、片手でランディングするのは、ある程度の練習が必要になります。使っていくうちに、摩擦が少なくなってくるのかもしれませんが、それだけしっかりとHOLDできているという事であり、言い換えれば”安心”ということです。
8本継?9本継?一応すべてスライドして撮影しました。また、260と360ではたしか2本ほど継部分が違ったと思います。
グリップ力は思った以上にありますし、なんといっても
このカーボン感。このカーボン感が高級感を演出してくれます。
グリップエンドも手抜きなし。立てかけて置いてもすべりませんよ。
一応、全てバラすとこんか感じになります。これなら35L位のバックパックにも余裕で収納が出来るので、公共機関を使っての遠征でも、ストレスなく持ち運びができるでしょう。
さて、商品の説明が長くなりましたが、実際に使った感想を述べますと、まず、先程も述べたように、がっちりとジョイント部分をしめた状態からの”片手ランディング”はかなりの力、慣れがいります。ですので、釣る場所がほとんど決まっている方は、あらかじめスポンジ部分を抜いて準備しておく方がいいでしょう。。あと、ネットと柄をつなぐネジ部分。これが、5.6回釣行した頃に、結構緩んでいる事があります。網だけが川底に沈むような悲しい事態を阻止するためにも、事前にチェックはしておいた方が得策です。
それ以外はデメリットはありません。
60cmオーバーがきても大丈夫という安心感や、『釣れたとしても取り込めないからな・・・』とあきらめていたようなポイントも、ガンガン攻められるようになったことなど、購入してよかった!と思う事が多々あります。また、特に、今までは”高い足場”でブラックバスを釣る際、抜き上げるのが魚にかなりのダメージを与えているのはわかっていました。リリース時に至っては『ドボーン!』と、かなり罪悪感を持ちつつのリリースになっていましたが、ネットで取り込み、ネットでリリースするようになって、魚が自分の住処に戻っていく泳ぎがまるで違い、魚の元気度がこれほどまでに違うものなのかと感心しています。もちろん、専用ネットなので、決して手頃な価格ではなく、私も断腸の思いで購入しましたが、私と同じように抜きあげ時、リリース時に罪悪感が少しでもある方は、トリックスターのパーフェクトランディングネットが今まで抱えていた悩みを全て解決してくれるので、装備を本格的に検討してみてはいかがでしょうか?
以上、トリックスターのパーフェクトランディングネットを購入した感想・レビューを述べてみる!でした。