2015年07月04日
ゼストの『1液ウレタンクリヤー ルアーメイキング用』を購入したので早速スロー系ジグをディッピングしてみた!
愛するジグを守る為のディッピング。皆さん…やっていますか?
鯛ラバを自作する私の場合、下手な塗装を上手くごまかしてくれるディッピングは、もはや欠かせない作業なのですが、スロー系ジグの場合、ロスト率が高いせいなのか、ディッピングをやっている人はあまりいませんでしたので、今回は、ジグ系のディッピングではわりと有名なウレタン
ゼスト(ZEST) 1液ウレタンクリヤー ルアーメイキング用
を使った感想&レビューを述べてみたいと思います。
まず、タイラバのディッピングと併用して使いたいと思っている人が気になっているであろう…入口の広さですが、感覚的には“60g位まで”のタイラバであれば併用可能だと思います。200mlなので、かなり細身だと想像していましたが、これなら、太めのルアーでも問題なくディッピングが出来ることでしょう。
なお、私の場合、ジグの強度をあげる為に、ディッピングをするわけですが、ルアーを1から作り上げるような人用に、詳しい説明書も入っていましたので、そのような方々も安心です。
さて、今回ディッピングしたのは、ダミキジャパンのバックドロップ130g&160g。そして、ディープライナーのスロースキップシリーズ(VB・VIB・Freq)100g・130g・150gでして、実際にドブ漬けした所、バックドロップの160g(全長15cm)が唯一、ジグ部分の上部1cmほどが浸かりませんでしたが、後は全てドブ漬けする事が出来ました。おそらく、12.5cm位までのジグであれば、1度で全体を浸ける事が出来ると思います。またジグの中には、ドブ漬けによって塗装が剥がれてしまうモノもあるようですが、さすがは有名所のジグ達!塗装の剥げも無く、無事、ディッピングは成功しました。
ちなみに、これは自作のディッピング箱でして、ダンボールの上部に棒を固定し、100均で購入した一番大きなクリップで吊るすという簡単な作業箱なのですが、これが思いのほか便利でして、垂れてくるウレタン液が、そのままダンボールへと落ち、どんなに汚れても捨てればOKなので、ディッピングを行うならこれは作るべきだと思います。
また、ディッピングの回数は、私の場合、上下×2回で合計4回。さすがにスロースキップのジグはコーティングが厚かったので、より安心感が生まれただけとなってしまいましたが、ダミキジャパンのバックドロップに関しては、ディッピングしてないと不安な感じの塗装だったので、バックドロップをメインジグとして考えている人は、ディッピングすべきかもしれません。乾燥時間に関しては、夏という事もあってか、24時間でほぼ乾いていました。一応、36時間ほど空けて作業を行っていましたが、それだけ空ければまず問題はないと思います。
タイラバの際にも常々思っていましたが、信じられない位地味な作業である『ディッピング』。しかし、するとしないとでは、強度も然ることながら、愛着が全然違ってきますので、興味がある方は是非参考にして頂けましたら幸いです。
Posted by 道具マニア at 11:37│Comments(0)
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